ご挨拶

四川飯店グループ(民権企業株式会社)
代表取締役 陳 建太郎

父であり師である陳建一が2023年3月11日に「天国飯店」へと旅立ちました。

生前、親しくしていただいた方や多くの方が父を偲びレストランで麻婆豆腐を召し上がっている光景に心が温まり感謝の気持ちでいっぱいになります。そして、誰よりも料理で人を喜ばせることが大好きだった父が喜んでいると思います。

「ご飯食べた?」そう言いながら、今でも笑顔で父が出てくる気がしてなりません。

「料理は愛情」祖父・陳建民、父・陳建一が大切に守り育ててきた「四川飯店」の味と魂を3代目として仲間と共に継承してまいります。

2023年5月11日(木)にお別れの会を執り行います。ありがたくも父への弔意と献花を届けたいと言ってくださる多数のお客様からお問い合わせを頂戴しておりましたので、一般の方々がお越しいただける時間も設けております。お忙しいかと存じますが、父、陳建一とのお別れを皆さんとご一緒できますと幸いです。

陳建一と陳建太郎

追悼コメント

料理人 道場六三郎 様

想い出は尽きませんが 陳さんの人生での一番は
建太郎さんという素晴らしい後継者に恵まれました事
日本中華料理の会長を全うされました事
好きなゴルフを毎日出来ました事
陳さんは人生での大成功者です
私は思うに必ずやあの世にも素晴らしいゴルフ場が有ります
精一杯ゴルフを楽しみ好きなマーボーライスを食べ良く眠って下さいませ。
(本文抜粋)

全文はこちらからご覧ください

陳建一様に捧ぐ

ゆく道とはかねて聴きしかど
昨日今日とは想わざりしを

在原業平の句でわ有りませんが突然の知らせに驚き言葉を失いました。
陳さんとの出逢いは料理の鉄人からです
三色の戦いの衣で陳さんは黄色 坂井さんは赤 私は青でした
海外へも良く行きました
香港 上海 シドニー ニューヨーク
その都度私に優しく免導(めんどう)を見て頂きました
上海の市場見学での温々の焼芋を買って美味かった
特に値段の安さに驚きました
貸クラブで寒い寒いゴルフを共にした事
熊本を良く通った事
想い出は尽きませんが 陳さんの人生での一番は
建太郎さんという素晴らしい後継者に恵まれました事
日本中華料理の会長を全うされました事
好きなゴルフを毎日出来ました事
陳さんは人生での大成功者です
私は思うに必ずやあの世にも素晴らしいゴルフ場が有ります
精一杯ゴルフを楽しみ好きなマーボーライスを食べ良く眠って下さいませ

最後に私のつたない句を笑って下さい

友ゆきて
此れが浮世か
さくら花

六三郎
冥福を祈ります

令和五年四月
道場六三郎
九二歳

道場六三郎様 自筆
坂井宏行 様
建一さんの大親友
(フレンチレストラン ラ・ロシェル オーナーシェフ)

陳さんとは、まるで本当の兄弟のように支え合って、かけがえのない素敵な時間を過ごして来ました。そして、料理人として、ジャンルは違えども国内外で一緒に様々な仕事を通し、常に切磋琢磨してきました。陽気な笑顔に隠れてる本当の強さ、常に周りの人たちに心を配る優しさ、あなた以上の存在に今後私は出会えないと思います。大好きでした。本当にありがとう。

落合務 様
ラ・ベットラ・ダ・オチアイ オーナー
一般社団法人日本イタリア料理協会名誉会長

誰からも愛されて明るくお茶目で、皆をいつも笑顔にしてくれた陳建一さん。楽しい素敵な思い出ばかりを残してくれました。
ポジティブな人生を送る事を教えてくれてありがとう。
とても悲しいですが、陳さんの笑顔を思い出しながら建太郎さんと一緒に元気に頑張ります。

陳さん大好きです。

お別れの会詳細

*お別れの会は2023年5月11日(木)に終了いたしました。お越しいただいた皆様へ感謝申し上げます。*

陳建一を偲び、四川飯店グループ(民権企業株式会社)主催による「お別れの会」を2023年5月11日に開催することとなりました。

<開催日>
2023年5月11日(木)

<開催場所>

開催場所セルリアンタワー東急ホテル 地下2階「セルリアンタワーボールルーム」
東京都渋谷区桜丘町26-1
電話03-3476-3000
アクセスセルリアンタワー東急ホテル  アクセス/周辺情報

第1部 式典の部

ご参列につきましては事前にご案内をさせていただいた方に限らせていただきます。

受付午前10時30分から
式典開式午前11時00分
式典閉式午後12時00分

第2部 献花の部

下記時間帯にて、皆さまの献花を受け付けます。ご都合の良い時間帯にお越しくださいますよう
お願い申し上げます。

一般献花開会午後12時30分
一般献花閉会午後 2時30分

ご参列に際してのお願い(第1部・第2部

*ご来臨の際は平服にてお越しくださいませ。
*ご弔電ならびにご香典・ご供花の儀は固くご辞退申し上げます。
*悪寒や発熱(37.5℃以上)、咳等の症状がある方は参列をご遠慮ください。
*当日は多くの参列者が予想されます。
*弔問時は他の方と十分な間隔を空け、会話は必要最小限に留めていただくようお願いいたします。
*令和5年2月の厚生労働省通達に即し、本会でのマスク着用は個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断を基本とします。ご了承賜りますようお願い申し上げます。
(スタッフは体調管理・感染防止に留意しマスク着用を徹底致します。)

皆さまから届いた想い

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なちゃこ 様

先日、母とお店に伺いました。
色々と思い出話をしながらのディナー、麻婆豆腐を頂き、思わずガッツポーズ!
「やっぱり麻婆豆腐はコレだね!」なんて言いながら…(笑)
最高の時間を過ごせました。
家族との思い出の場所が、今は閉店してしまった柏そごうの四川飯店でした。
小学生の頃、初めて食べた四川飯店の炒飯の美味しさに驚いたのを覚えています。
その後も家族の集まりで沢山お邪魔させていただきました。
その縁もあって四川料理が大好きになり、調理の専門学校にも通いました。色々と食べ歩きましたが、やっぱり陳さんの麻婆豆腐が一番好きです!
今では陳さんレシピの料理が度々食卓に上ります。
四川飯店に出会って30年程になりますが、陳さん、美味しい料理の数々を本当にありがとうございました!!
これからも大好きな四川飯店さんにお邪魔させていただきたいと思います。

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麻婆豆腐大好き 様

料理の鉄人世代の私としては、中華=陳建一さんでした。また、この番組を通じて、料理人にスポットライトが当たることが多くなったということを鑑みると、飲食業界発展のためにご尽力いただいたと感じています。
飲食業に携わる者として、料理とお酒が生み出す幸せな時間を、より多くの人に体験していただけるよう微力ながら貢献させていただきたいと思います。
陳建一さん、ありがとうございました。天国でも美味しい麻婆豆腐を作り続けてください。

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経理お助けの石村会計 様

短い間でしたが大変お世話になりました。ありがとうございます。

大変思い出深いのは、御社の月次決算の説明を担当させていただいたことです。私の話を熱心に聞いていただき、その後の経営改善もおかげさまでスムーズに行うことができました。

また、お店のイベントにて「数十年前の麻婆豆腐の再現」という会にご招待いただきましたが、現在の「辛さの中に旨味がある麻婆豆腐」から比べると大変シンプルで辛さが際立つ麻婆豆腐となっていて、どれだけ麻婆豆腐が進化してきたかを教えていただきました。会社の決算上からも拝見できましたが、相当なご苦労と努力をされてきたことが麻婆豆腐からも伺えました。

突然すぎる訃報で大変残念ですが、四川飯店の味の大ファンになってしまったので、ランチやおせち料理など今後も楽しませていただきます。まずはゆっくり休んでいただき、今後ますます発展する四川飯店の発展を天国飯店より見守っていただければと思います。本当にありがとうございました。

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安部 様

1番最初お目に掛かったのは、自分が調理師学校に通っていた頃のことでした。町田に料理教室があり、あまりの人気にチケットが取れず、私も含めて多くの人がガラス越しの外から眺めていました。
その時作っていられたのは麻婆豆腐でした。
その時私が感銘受けた出来事は、ガラス越しに居る私達にも鍋を持ってきて調理工程を見せに来たこと。
陳さんは、自分が見える範囲の人たちを楽しませたい、喜ばせたいという気持ちがある方なのだなと思いました。
あの時の感動は今でも自分にとっての指針の一つとなっております。
あまりにも早い旅立ち…
寂しいです、悲しいです。
料理を愛し、人を愛した67年の生涯。
今までも、これからもずっと尊敬しております。
沢山の優しさをありがとうございました。
ゆっくりお休みくださいませ。

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ジュゴン 様

陳さんの麻婆豆腐のおかげで辛い食べ物が食べられるようになり、私の食生活は一変しました。 私にとって食の恩師です。 今日訃報を知り大変残念です。 今後もお店を応援したいです。 どうもありがとうございました。

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想いを届ける
~オンライン弔意メッセージ~

陳建一への弔意メッセージをこちらのフォームより受け付けております。
メッセージはお名前(ニックネーム)やメールアドレスをご登録いただかなくても送ることができます。
皆さまからのメッセージをお待ちしております。

いただいたメッセージはすべて故人の霊前に奉奠させていただくほか、
今後、当HPにてご紹介させていただく場合がございますのでご了承ください。

    陳建一 プロフィール

    1956年 東京に生まれる。
    日本に初めて四川料理を紹介した故陳建民の長男。東京中華学校を経て高校・大学と玉川学園で学ぶ。その後、父の経営する赤坂四川飯店で本格的に料理修業を開始。


    1990年父の後を継ぎ赤坂四川飯店社長就任
    1993年『フジテレビ 料理の鉄人』に中華の鉄人として、また『NHKきょうの料理』の講師として出演。他、テレビ・雑誌・料理学校の講師など幅広く活躍する。
    1997年中華人民共和国駐日本国特命全権大使賞 受賞
    2006年東京都より『東京マイスター』認定
    2008年厚生労働省より、卓越した技能者に与えられる『現代の名工』表彰
    2011年(公社)日本中国料理協会 会長就任
    2013年黄綬褒章 受賞
    2014年四川飯店グループ取締役会長就任
    2023年間質性肺炎のため死去(享年67歳)

    四川飯店グループのオーナーシェフとして四川料理の普及や後進の育成に努める一方、テレビ・ラジオ・雑誌などのほか、講演やイベントなどでも活躍。大手食品メーカーや小売流 通企業とのコラボレーション商品監修を数多く手掛ける。プライベートではゴルフをこよなく愛し、生涯で5回のホールインワンを記録する。

    【著書】
    『父子相伝』『四川飯店 陳建一が提案する 大人の厨房』『四川飯店の中国料理』『本音で作る、僕の料理』『鉄鍋の掟』『段取りの鉄人』など

    陳建一お別れの会実行委員会

    主催/実行委員長民権企業株式会社 代表取締役 陳建太郎
    所在地東京都千代田区平河町 2-5-5 全国旅館会館 5,6 階(赤坂四川飯店)
    お問い合わせお問い合わせフォームよりご送付ください
    https://www.sisen.jp/contact/